一方で清須市の事業主への支出である商工費は、年間3億円足らず。

清須市の年間予算は200億円であり、構成比でいえばわずか1.5%です。

どういった使い道だったかを見ても、愛知県の保証協会への保証料助成だったり、商工会に渡したあと五条川まつりなどに使われたりといったもので、事業をサポートするような発信があまりなく、行った事業から市内の事業者にお金が回ってきていないという印象です。

行政ができる、地域を支える中小企業へのサポートは何でしょう?

ここで、全国に先駆けて中小企業振興基本条例を施行した墨田区の事例を挙げてみます。

墨田区では、「すみだモダン」という地域ブランド戦略を推し進めており、従来からあった町工場の技術に自治体がブランド認証したり、先進的な技術を提供している企業を紹介したりしています。

また、東京スカイツリー開業をきっかけに、観光振興の面からも「すみだ」を自治体が音頭を取って推していくということをやっています

墨田区も製造業が盛んなところですが、日本で最も製造業が盛んなのは愛知県です。

それもダントツのトップ。平成22年工業統計表産業編「概要版」によると、愛知県の製造品出荷額等は38兆2,108億円(従業者4人以上の事業所)と全国の約13%を占め、第2位の神奈川県(17兆2,466億円)とは20兆9,642億円と大差で、34年連続日本一のものづくり県であります。

もっともっといろんなことができるようにと思います。